一回忌とはどのようなものか

冠婚葬祭においてはさまざまな法要があります。
そのなかで、1回忌というのは故人が亡くなってからちょうど一年目の同月同日に法要を行うことです。
たいていの場合、法要を行い僧侶による読経のあと、焼香が行われます。
1回忌には、親族だけでなく友人や知人を招いて行います。
そのあとは、亡くなって一年目の命日ということもあって、墓参りなどを行います。
納骨式は亡くなってから四十九日後の四十九日に行う場合が多いですが、三回忌までに納骨を行わなかったのであればこの時に行うことになる場合が多いです。
遺族は、1回忌の時には喪服が基本となります。
参列者は喪服ではなく、略式礼服や地味な服装でも構いません。
施主は僧侶に渡すお布施や御車代、そして参列者に渡す引き出物を用意します。
参列者は御供物料、御香料を持ってきます。
このときの引き出物には、参列者の香典へのおかえしという意味があります。
自宅で行う場合もありますし、寺院で行う場合もあります。